BIP(Bitcoin Improvement Proposals)とは?|暗号資産(仮想通貨)用語集

BIP(Bitcoin Improvement Proposals)とは?|暗号資産(仮想通貨)用語集

ビットコインの仕様や技術を理解するBIP

BIPは「Bitcoin Improvement Proposals」の頭文字をとったもので、ビットコイン技術についてより使いやすくしたり、セキュリティを高めたり、安定的な取引や利用を行って発展させていくための議論を行い、様々な提言を得るために公開されている文書であり、現在のビットコインにおける事実上のスタンダード仕様についても記載がなされている。

BIP100というのがあり、これはビットコインのブロックサイズの上限を緩和しようという提案がなされた文書である。
現在のブロックサイズをスタート地点に上限を32MBに設定し、マイナーの投票によってブロックサイズの変更を約3ヶ月毎に行おうというものである。

BIP101の文書では今、もっとも議論が白熱しているといってもいいビットコインのブロックサイズの上限を緩和しようという提言がなされている。

1ブロックのサイズは1Mバイトであるところ、この上限を2016年に最大8Mバイトまで高め、その後も約2年ごとに倍倍にしていこうと提案されている。

この提案によれば、2022年には64Mバイト、2036年には8ギガバイトまで引き上げて取引の承認とブロック生成のスピードを速めようという提言がなされている。