取引手数料とは?|暗号資産(仮想通貨)用語集

取引手数料とは?|暗号資産(仮想通貨)用語集

採掘者に支払われる取引手数料

ビットコインを決済のためや、友人や家族などに送りたい場合、その取引をブロックチェーンに追加してもらわないと成立しない。
ブロックチェーンに追加する作業を採掘者が行っており、採掘者は新たなブロックを見つけることでビットコインを報酬としてもらうと同時に、新たにブロックに追加した取引の相手から取引手数料が得られる。

取引手数料は予めいくらと明確に定められているものではなく、一定の基準を満たすことを条件に取引を行う人が決めることができる。
当然のことながら採掘者は取引手数料も高いほうが嬉しいですから、通常は高い取引手数料を設定した取引から承認されていき、低い取引手数料の取引はななかなか承認を得られず、ブロックチェーンに追加されずに待たされる状態となる。

明確にいくらという基準はなく、取引者が自由に決めることができますが、最低取引手数料というのが定められている。
最低取引手数料は取引データのサイズで決められていて、少額の取引の場合は約0.0001BTCが必要となる。
1キロバイト以下や0.01BTC以上などの場合には取引手数料は無料で取引ができるというケースもあり、スピーディーな取引を目指したい場合には、取引手数料を多めに設定するというやり方が基本となる。