承認とは?|暗号資産(仮想通貨)用語集

承認とは?|暗号資産(仮想通貨)用語集

取引を承認してもらわないと始まらない暗号資産(仮想通貨)取引

一般的な国や中央銀行が発行する通貨は発行体への信用があり、売買や決済を行った場合、その通貨や紙幣を信頼して取引が行われている。
一方、暗号資産(仮想通貨)には中央組織がないので、取引の信用度はユーザー相互が正しい取引をするという適正な行為に依存している。

取引が正当であることをユーザー間で承認しあう仕組みがビットコインにはあり、採掘者によって新たに行った取引が承認されて、過去の取引の連鎖である新たなブロックに追加されることで正当な取引として認められる。

承認作業がなければ、もしどこかで不正な取引が発生した場合野放しとなり、その後の取引も不正なものとなって暗号資産(仮想通貨)の信頼度が失墜してしまう虞があるためである。
承認をしてもらうには採掘者に手数料を支払う。

承認しろと迫る賄賂ではなく、世界中で多くの取引がなされ承認を待つなかで、より高い手数料を提示すれば、早く確認作業に入ってもらえ、承認スピードが速まることが期待できる。
ブロックチェーンへの追加のほか、孤立ブロックとなることもありますが、一般的には6承認をとると安全性の高い取引として、ユーザーに認識される。
孤立ブロックの場合は2承認程度にしか伸びないと言われている。