Proof of Burnとは?|暗号資産(仮想通貨)用語集

Proof of Burnとは?|暗号資産(仮想通貨)用語集

通貨を燃やして新しい通貨を創り出すプルーフ・オブ・バーン

プルーフ・オブ・バーンは英語では「Proof of Burn」と書き、Burnは燃やすことを意味する。
直訳すれば、古いコインや紙幣といった通貨を燃やすことで、新しい通貨が得られる仕組みを指しており、カウンターパーティーというプラットフォームの開発者が編み出した。

カウンターパーティー上で使用できるコインであるXCPを配布するための方法として利用されており、ビットコインが新たなブロックの生成への報酬として発行されるのに対して、コインを消滅させて新たなコインを生成させるという独特な仕組みながら、マイナーによる競争ではなく、XCPのコインを公平に獲得できるように考えられている。

カウンターパーティーはビットコインのブロックチェーン上に間借りするような形で存在していますが、古いコインをどうやって燃やすのかというと、ビットコインを誰も秘密鍵を知らないアドレスに送るという手法を用いる。
秘密鍵を誰も知らないので誰も使用することができず、使用できないビットコインにしてしまうことで、消滅させるというユニークな手法をとっている。
この消滅させる行為、すなわち燃やす行為により、独自の通貨発行を可能にする仕組みとなる。