ビットコインETFとは?|暗号資産(仮想通貨)用語集
ビットコインが投資対象になるビットコインETF
ETFとは「Exchange Traded Funds」の頭文字をとったもので、株式市場に上場して時価で取引される投資信託を指す。
通常の投資信託はその日の取引が終わって価格が算出され、1日1価格が基準となり、当日の取引が成功したかどうかは終値が出ないと分からない。
これに対してETFは投資信託自体が上場されるため、需要と供給の関係で、取引時間中は刻々と値段が変化し、成り行きでの取引だけでなく、希望の価格での売買を実現させる指値取引も可能となる。
そもそも、投資信託はそのなかに様々な株式や債券、預貯金や外貨などが組み込まれて、その時価総額を口数で割って価格が決まる。
ビットコインETFは、ETFに値動きのあるビットコインを組み込んだ上場投資信託となる。
つまり、ビットコインの値動きがETFの値動きの一翼を担うことになる。
どのくらいの割合でビットコインを組み入れるかによって、影響する割合は異なるが、ビットコインを直接取引するのとは異なり、他の株式や債券、外貨や他の暗号資産(仮想通貨)なども組み入れたETFであれば、ビットコインの値動きだけに左右されず、バランスのとれた資産運用が可能となるメリットもある。